私が、高校生のときにやり込んだ(というか洗脳された)英語教材、「Duo3.0」と専用の音声CDです。
Duo 3.0 音声のおかげで大学受験を乗り越えたといってもいいでしょう。
もちろん、受験以外にも英会話の参考書としても役に立つCDになっています。
そんな、いいところしかないDuo3.0を最大限に効率を高めた、勉強法を紹介していきます。
この方法を使えば、英語を話す・聞く・読むの力はかなり底上げされます。
では、いきましょう!
Duo3.0が販売しているCDの種類と使うべき教材
Duo3.0には音声CDが2種類あります。「Duo3.0/CD 基礎用」と「Duo3.0/CD 復習用」です。
基礎用は、Duoの例文和訳→スロースピードの例文→各見出し語→ナチュラルスピードの例文の順で流れます。
そして復習用は、ナチュラルスピードの例文のみが流れます。
実は、私は復習用のCDしか使っていません。
ですが、560の英文をマスターすることができました。基礎用から使う方が簡単に思えますが、復習用から使ってしまってOKです。
教材は少ない方がいいですし、お金もかかりません。ここからは、復習用CDの使い方を紹介していきますね。
復習用のCDを使った効率的な勉強法
結論から言えば、英文と日本語訳を見ながら音読します。
CDを聞く前に、英文の意味と各見出し語を確認しましょう。ここでは確認するだけで、単語の意味を覚える必要は全くないです。
ただし、英文を読んで、その意味やニュアンスを理解できる程度にはしておきましょう。
意味を理解したら、音声を聞きます。ここでは、ただなんとなく聞くのではなく、その英文のニュアンスをイメージしながら聞くようにしましょう。Duoの例文を見ながらで全然かまいません。
ここまできたら実際に口に出してみましょう。
CDで英文を聞く→英文のニュアンスをイメージしながら発音してみる、という流れでいきます。
CDと同じスピードで言えるようになるまで練習しましょう。このとき、発音やアクセントも意識していうとなお良いです。
実際のスピードで英文を言えるようにするのはなかなか難しいです。ですが、このステップをクリアすると、英語に対する「恐れ」がなくなると思います。
Duo音声だけでシャドーイング
「英文と日本語訳を見ながら音読」で英文に慣れてきたら、次はDuoを見ないでシャドーイングをやってみましょう。
CDの英文を聞く→Duoを見ずに英文を口に出して言う、という流れでいきます。
このときも、英文のニュアンスや意味をイメージするのを忘れずに。この流れがスムーズにできるようになると、英文をほぼ完璧に覚えることができます。
音読の応用的な方法として、シャドーイングというものもあります。CDから流れてきた音声を追いかけるように発音する練習です。
このとき、Duoの例文は見ないようにすること、CDの例文をしっかり聞くことが大事です。
スペルの確認を兼ねた応用編もあります。CDの例文を聞く→Duoを見ずに、口に出しながら英文を書く、という流れでいきます。
耳も口も手も全て使う方法なので、より完璧に英文を頭に入れることができます。
この練習法は手強そうに思えますが、「英文と日本語訳を見ながら音読」をしっかりやっていれば、意外とすんなりできるはずです。
このステップもクリアすれば、英文と単語を覚えられるのはもちろん、英語を「感覚で」読む力、聞く力がつきます。
CD音声と間をおいて音読
続いて、TOEIC受験力UPトレーナー、ヒロ前田さんの著書「TOEIC®テスト900点。それでも英語が話せない人、話せる人」で紹介されていた、驚きの方法を紹介します。
その名も「時間差リピート」です。著書では、TOEICテストの問題文を利用した方法が紹介されていますが、今回はDuoバージョンでやってみたいと思います。ここで注意ですが、「見ないで音読&シャドーイング」までは確実にクリアしましょう。「見ないで音読&シャドーイング」までが、この「時間差リピート」の準備となっています。
それでは、具体的な方法を紹介していきます。まず、CDの音声を聞いたら2秒待ちましょう。次に、声を出さずに、英文のニュアンスや意味をイメージし、また2秒待ちます。そうしたら、例文を実際に声に出して言います。
このステップで身につくのは、英語を実際に話す力です。英文の意味を十分にイメージしてから英文を言うので、スピーキングの疑似体験ができるわけです。
まとめ
Duoは他の単語帳とは違います。受験用の単語帳ではなく、一生使える単語帳、より英語らしい英語が使える単語帳です。1冊の単語帳だけで、読む力・聞く力・話す力が身につくのはDuoだけでしょう。
マスターするまでかなり時間がかかりますが、Duoを信じて続ければ、きっと大きな自信と英語力が身につきます。ぜひ、Duoに洗脳されてください。